役立つ猫
カタカタと夜中に音がする。
私は布団に入ったばかりで、うつらうつらとしている段階だったので、
そのしつこく続く音が気になり体を起こした。
暗闇の中で飼い猫のジョーが一点見つめをしているではないか。
「どしたん?」
と声をかけても、彼女は私を無視する。
んん?
しばらくすると、前足をてこてこさせて、何かを転がしているらしい素振りを見せた。
おうおう、今日は何を転がしとるんや?
ゴロゴロ言わないし、ビー玉ではないのは確かや。
暗くて何を転がして遊んでいるのか見えない。
私は、布団から出て、ジョーに近づいた。
何もない…。
エアー転がしか?
猫界ではやりなのか?
人間界では、エアーあややが流行っているが。
私もたまにやってみるが。
そういう類か?
と、ようーうく見ると、見えにくいのもそのはず。黒い物体がぴくぴくしていた。
あれだね。
夏だしね。イエーイ!めーっちゃホリデイだしね。どきどきの恋したいよね。
夏といえばこれだね。ゴキブリ。必ず出るよね。
しかし、立派なゴキブリが寝室にいるもんだねー。台所だけじゃないんだね、活動範囲。
って、きゃー。っつって。
ジョーちゃーん!ゴキブリを転がしとるんかーーーい!!(チーン♪髭男爵より)
あーーー!カーペットに持ってかなーいい!
汚れるやんけーー!
あわあわ。
だめだめだめだめーー!
ああ、どうしよう。
あ、そうだそうだ、
ほれ、ジョーちゃん、あんたの好きな鰹節。ほれほれほれほれ。
と鰹節を近くにもっていってもお構いなしで、ジョーはゴキブリを弄ぶ。
しかし、あれだね。
私がゴキブリに近づいても、ゴキブリってたいていすばやく逃げるのに、
猫にかかると、捕まっちゃうのね。
コロコロ転がされて、仰向けにされて、手足をぴくぴく動かしている。
はー、何やっても気持ち悪いわー、ゴキブリって。
すると、ジョーが両前足で、ぱふっとゴキブリを押さえつけた。やわらかく。
だー!!!からー!!
押さえつけたら、カーペットが汚れるしー、やめれーーー!ばかー。あほー。
無理やりジョーを抱きかかえると、ゴキブリは逃げた。
逃げたゴキブリの素早さに驚き、ぎゃーと叫んだ。
ジョーは、にゃーごにゃーごと私に不満を訴えた。
んなもん、知らんっ!
で、ゴキブリへの対処は明日考えようと、いやなことを先延ばしにして、
再び布団へ潜り込んだ。眠いわ、もう。
少し興奮した夜は、
勘が冴えるのか、二時間後に目が覚めた。ぱっちりと。
静か過ぎると思ったのだ。
ジョーがまた、一点見つめをしている。
両前足が行儀良くそろっている。
もしや。
近づくと、やはり肉球のしたに、黒い物体がありました。
あ”ーあ”ーあ”ー、まだあきらめてなかったのかーい。(チーン♪髭男爵より)
でもね、死んでた。ゴキブリが。
すごいね。
「死んだね。ジョー、どきな」
と言うと、今度は素直に手をのけた。
ティッシュを持って、ゴキブリをそっと包むと、三重くらい袋を重ねて捨てた。
ゴキブリって、死ぬ前に卵を産み落とすという荒業をするらしいが、卵、ないよね?
ないない。。。
んでもって、ジョーは、あとは頼んだよとベッドの下で毛づくろいを始めた。
ゴキブリの内臓を飛び出させずに、転がすだけで死なせた。
核戦争が起きても、ゴキブリは生き延びるって聞いたけど、そいつを殺せるって、
ジョー。
お前と敵同士にならずによかったぜ。死ぬまでいたぶられるところだったぜ。
あばよ。
っつか、猫ってすげー役立つんだね。
ただ、忘れたころに、ふとゴキブリの足らしきものがカーペットについていて、ぎょっとするけど。
私は布団に入ったばかりで、うつらうつらとしている段階だったので、
そのしつこく続く音が気になり体を起こした。
暗闇の中で飼い猫のジョーが一点見つめをしているではないか。
「どしたん?」
と声をかけても、彼女は私を無視する。
んん?
しばらくすると、前足をてこてこさせて、何かを転がしているらしい素振りを見せた。
おうおう、今日は何を転がしとるんや?
ゴロゴロ言わないし、ビー玉ではないのは確かや。
暗くて何を転がして遊んでいるのか見えない。
私は、布団から出て、ジョーに近づいた。
何もない…。
エアー転がしか?
猫界ではやりなのか?
人間界では、エアーあややが流行っているが。
私もたまにやってみるが。
そういう類か?
と、ようーうく見ると、見えにくいのもそのはず。黒い物体がぴくぴくしていた。
あれだね。
夏だしね。イエーイ!めーっちゃホリデイだしね。どきどきの恋したいよね。
夏といえばこれだね。ゴキブリ。必ず出るよね。
しかし、立派なゴキブリが寝室にいるもんだねー。台所だけじゃないんだね、活動範囲。
って、きゃー。っつって。
ジョーちゃーん!ゴキブリを転がしとるんかーーーい!!(チーン♪髭男爵より)
あーーー!カーペットに持ってかなーいい!
汚れるやんけーー!
あわあわ。
だめだめだめだめーー!
ああ、どうしよう。
あ、そうだそうだ、
ほれ、ジョーちゃん、あんたの好きな鰹節。ほれほれほれほれ。
と鰹節を近くにもっていってもお構いなしで、ジョーはゴキブリを弄ぶ。
しかし、あれだね。
私がゴキブリに近づいても、ゴキブリってたいていすばやく逃げるのに、
猫にかかると、捕まっちゃうのね。
コロコロ転がされて、仰向けにされて、手足をぴくぴく動かしている。
はー、何やっても気持ち悪いわー、ゴキブリって。
すると、ジョーが両前足で、ぱふっとゴキブリを押さえつけた。やわらかく。
だー!!!からー!!
押さえつけたら、カーペットが汚れるしー、やめれーーー!ばかー。あほー。
無理やりジョーを抱きかかえると、ゴキブリは逃げた。
逃げたゴキブリの素早さに驚き、ぎゃーと叫んだ。
ジョーは、にゃーごにゃーごと私に不満を訴えた。
んなもん、知らんっ!
で、ゴキブリへの対処は明日考えようと、いやなことを先延ばしにして、
再び布団へ潜り込んだ。眠いわ、もう。
少し興奮した夜は、
勘が冴えるのか、二時間後に目が覚めた。ぱっちりと。
静か過ぎると思ったのだ。
ジョーがまた、一点見つめをしている。
両前足が行儀良くそろっている。
もしや。
近づくと、やはり肉球のしたに、黒い物体がありました。
あ”ーあ”ーあ”ー、まだあきらめてなかったのかーい。(チーン♪髭男爵より)
でもね、死んでた。ゴキブリが。
すごいね。
「死んだね。ジョー、どきな」
と言うと、今度は素直に手をのけた。
ティッシュを持って、ゴキブリをそっと包むと、三重くらい袋を重ねて捨てた。
ゴキブリって、死ぬ前に卵を産み落とすという荒業をするらしいが、卵、ないよね?
ないない。。。
んでもって、ジョーは、あとは頼んだよとベッドの下で毛づくろいを始めた。
ゴキブリの内臓を飛び出させずに、転がすだけで死なせた。
核戦争が起きても、ゴキブリは生き延びるって聞いたけど、そいつを殺せるって、
ジョー。
お前と敵同士にならずによかったぜ。死ぬまでいたぶられるところだったぜ。
あばよ。
っつか、猫ってすげー役立つんだね。
ただ、忘れたころに、ふとゴキブリの足らしきものがカーペットについていて、ぎょっとするけど。


ぐびぐび

記事を読むぶんには楽しいですね。
自分が見たら、やはりイヤですが。
ゴッキーは北の大地には全くいないから快適ですよー。